【問題58】「手形貸付金」と「貸付金」の違い

問題

取引先の目黒商店に資金300,000円を貸し付けるため、目黒商店振り出しの約束手形を受け取り、当店の当座預金口座から目黒商店の銀行預金口座に同額を振り込んだ。

解答

借方金額貸方金額
手形貸付金300,000当座預金300,000

解説

金銭の貸し付けは、通常、借り手が借用証書(お金を借りたことを証明する書類)に必要事項を記載して行われ、「貸付金」で仕訳します。

しかし、借用証書に代えて、借り手が、借り入れ金額を記載した約束手形を振り出して(貸し手に渡して)行われる場合があります。この場合、借用証書による貸し付けと区別するため、「手形貸付金」で仕訳します。

手形貸付金は、問題文で、「約束手形を担保に、金銭を貸し付けた」や「金銭を貸し付け、担保として約束手形を受け取った」などと表現される場合もあります。

なお、借用証書による金銭の貸し借りの詳細については、[問題53]にまとめてありますので、よろしければご覧下さい。

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【過去問を繰り返し解くべき理由】

簿記の検定試験や税理士試験( 簿記論・財務諸表論 )では、過去に出題された問題( 過去の試験問題 )が繰り返し出題される傾向にあります。

重要な論点だからこそ、繰り返し出題されています。

したがって、合格を目指されている方は、過去の試験問題を繰り返し解くことをおすすめします。

ちなみに、私は、簿記の基本をスタディングで学び、その後、合格するための過去問題集を繰り返し解き、試験に臨みました。どちらも、解説のわかりやすさで選びました。